本日の通読箇所「詩編18:4~7」
苦難の中から主を呼び求め わたしの神に向かって叫ぶと その声は神殿に響き 叫びは御前に至り、御耳に届く。
(詩編18編7節)
昨日から読み始めた詩編18編は51節まであり、詩編の中でもとても長い部類に入ります。ここではこの詩を、昨日も含めて8日間かけて読んでいきます。昨日は神さまに対する賛歌でしたが、今日の場面では過去の苦悩を思い返しています。
「死の縄」、「奈落」、「陰府の縄」、「死の網」という言葉が並びます。どれをとってもわたしたちの周りにはあって欲しくない、そのようなものです。しかしそれらが絡みつき、離れていかないというような経験をしたことはないでしょうか。
真っすぐに歩くことができない。体や心が重く、希望を見いだせない。そのようなときにこそ、主を呼び求め、神さまに向かって叫ぶことが必要なのです。わたしたちの声は必ず、神さまの耳に届くのです。