本日の通読箇所「詩編59:1~10」
わたしの力よ、あなたを見張って待ちます。まことに神はわたしの砦の塔。
(詩編59編10節)
「血に飢えた敵からの助けを求める祈り」:救いを求める個人の祈りです。「サウルがダビデを殺そうと、人を遣わして家を見張らせたとき」とは、サムエル記上19章11~17節にある物語です。
イスラエルの最初の王サウルはダビデに敵意を覚え、殺害しようと企てます。このときもサウルはダビデを殺そうとしますが、ダビデの妻でサウルの娘だったミカルがダビデを窓からつり降ろし、彼を避難させます。
そのようにいつも待ち伏せされ、身構えられているような自分を、神さまは必ず助け出してくださるのだという信頼をここでは語ります。神さまはわたしたちの「砦の塔」として、救い出してくださるのです。