日ごとの聖書(11月6日)

本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙二5:11~15」

その一人の方はすべての人のために死んでくださった。その目的は、生きている人たちが、もはや自分自身のために生きるのではなく、自分たちのために死んで復活してくださった方のために生きることなのです。

(コリントの信徒への手紙二5章15節)

「和解」という言葉があります。「当事者が互いに譲歩をしてその間に存する争いをやめること」という意味だそうです。キリスト教では、神さまと人間の間における「和解」ということが語られます。

神さまは人間の罪を、イエス様の十字架の贖いによって赦されました。そこに和解が生まれたのですが、人間側からの譲歩はまったくありません。神さまが一方的に譲歩し、和解してくださったのです。

そしてわたしたちは、多くの人たちもまたすでに、神さまと和解していることを伝えていきたいと思います。「イエス様の十字架はあなたのためにおこなわれたことなのです」と伝えることが大事なのです。