本日の通読箇所「創世記10:1~5」
海沿いの国々は、彼らから出て、それぞれの地に、その言語、氏族、民族に従って住むようになった。
(創世記10章5節)
創世記5章には、アダムからノアまでの系図が書かれていました。そしてこの10章には、ノア、そしてその息子セム、ハム、ヤフェトの系図が書かれます。イスラエルの人々がいかに系図を大事にしていたかが分かります。
最初に登場するのは、ヤフェトの系図です。順番的にはセムからが自然なのでしょうが、なぜかいつも3番目に書かれるヤフェトが一番です。彼の子孫は小アジアや地中海方面の諸民族となったそうです。
子孫の中には、土地の名前にもなっている名前も登場します。たとえば「タルシシュ」は、ヨナ書1章3節に出てくる、ヨナが神さまから逃れようとした場所です。