本日の通読箇所「使徒言行録13:44~52」
しかし、ユダヤ人はこの群衆を見てひどくねたみ、口汚くののしって、パウロの話すことに反対した。
(使徒言行録13章45節)
パウロとバルナバが告げる主の福音を聞こうと、人々は集まってきました。しかしその中で、ユダヤ人がひどくねたみます。パウロたちの言葉に反論するというよりも、自分たち以外の人にも救いの扉が開かれたということに対して、ねたむのです。
そこでパウロは語ります。それは神の言葉は、まずユダヤの人に語られるはずだったということです。そのあとで全世界に広められるはずだったのに、ユダヤ人が拒んでしまったということを指摘するのです。
結果的に異邦人はパウロの言葉を聞いて喜びますが、ユダヤ人はパウロとバルナバを迫害して追い出します。同じ言葉を聞いたにもかかわらずです。教会でも、気を付けないと同じようなことが起こり得ます。