日ごとの聖書(7月2日)

本日の通読箇所「創世記45:25~28」

イスラエルは言った。「よかった。息子ヨセフがまだ生きていたとは。わたしは行こう。死ぬ前に、どうしても会いたい。」

(創世記45章28節)

ついにヨセフが生きているという知らせは、父ヤコブ(イスラエル)の耳にも入りました。死んでいたと思っていた子どもが生きていたのです。その喜びは、ひとしおだったことでしょう。

しかもヨセフがエジプトを治め、たくさんの食料を自由にできる権限をもっているとは。ヤコブは帰って来た息子たちの話を聞きながら、気を取り直しました。ベニヤミンが無事かどうか、ずっと気になっていたからです。

そして、エジプトに向かうことを決意しました。このときヤコブは、生涯エジプトに移住する決意をしたのでしょうか。それとも一度顔を見たら、帰って来るつもりだったのでしょうか。