本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙一11:27~34」
主の体のことをわきまえずに飲み食いする者は、自分自身に対する裁きを飲み食いしているのです。
(コリントの信徒への手紙一11章29節)
聖公会の祈祷書には、162頁から聖餐式の式文が書かれています。その直前の160~161頁には、「このような人は陪餐してはならない・させてはならない」ということが書かれています。今日の箇所の、「ふさわしくないままで」という言葉が思い起こされます。
聖餐式で陪餐を受ける前に、わたしたちは何を祈るべきでしょうか。「思いと、言葉と、行いによって」罪を犯し続ける自分の姿を顧み、心から悔いる。そのことが大切なのではないでしょうか。
そして主の食卓を、互いに喜びながら守っていきたいと思います。わたしたちが陪餐に与るのはいのちをいただくためです。決して裁かれるために、集まっているのではありません。そのことを心に留めたいと思います。