日ごとの聖書(2月14日)

本日の通読箇所「詩編22:1~3」

わたしの神よ、わたしの神よ なぜわたしをお見捨てになるのか。なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず 呻きも言葉も聞いてくださらないのか。

(詩編22編2節)

「僕の苦しみと国々の救い」:嘆願の詩、救いを求める祈りです。今日から5日間で、詩編22編を読んでいきます。「暁の雌鹿に合わせて」とは、当時よく知られていた歌の調べに合わせて歌うということのようです。

マタイ福音書27:46にこのような記述があります。「三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。『エリ、エリ、レマ、サバクタニ。』これは、『わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか』という意味である。」

このイエス様の十字架上での言葉は、この詩編の冒頭のものです。詩の最初を引用するということは、詩全体を引用することを意味します。ではイエス様は十字架上で何を伝えようとされたのか。この詩を読みながら受け取っていきましょう。