日ごとの聖書(2月13日)

本日の通読箇所「詩編21:9~14」

御力を表される主をあがめよ。力ある御業をたたえて、我らは賛美の歌をうたう。

(詩編21編14節)

王の即位式の最後の場面です。どうしても「敵」と書いてあると、敵国を想像してしまいます。しかし「悪い思い」や「神さまに背くこと」など、自分の弱さに置き換えて読むと、少し違ったイメージを持つことができるかもしれません。

理想的な王とは、どういう方でしょうか。あらゆる敵を蹴散らし、自分の民に幸福を与える人でしょうか。聖書は注意して読まないと、そのような「自分たちだけの救い」を求めてしまうことになります。

実際、イエス様の時代のユダヤ人もそうでした。しかし神さまのみ心は、もっと広いところにあります。すべての人を導く王として、イエス様は来られました。その王と共に、わたしたちもまた賛美の歌を歌いたいと思います。