本日の通読箇所「マルコによる福音書15:16~20」
このようにイエスを侮辱したあげく、紫の服を脱がせて元の服を着せた。そして、十字架につけるために外へ引き出した。
(マルコによる福音書15章20節)
兵士たちは様々な方法でイエス様を侮辱します。紫は位の高い人が身につけていた色でした。聖公会の主教も紫のクラジーシャツを着ますし、宗派によってはお坊さんも高僧しか着ることのできない色でした。
そしてイエス様は、金の冠ではなく茨で編んだ冠をかぶせられました。この侮辱に対しても、イエス様は逆らうことなく何も言われませんでした。
イザヤ書50章6節に、このような預言があります。「打とうとする者には背中をまかせ ひげを抜こうとする者には頬をまかせた。顔を隠さずに、嘲りと唾を受けた」。この預言が今、成就したのです。