日ごとの聖書(1月11日)

本日の通読箇所「創世記3:8~13」

アダムは答えた。「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」

(創世記3章12節)

神さまは園の木の間に隠れていたアダムたちに声を掛けます。「どこにいるのか」と。その後、「誰が告げたのか」、「食べたのか」と矢継ぎ早に質問しますが、神さまはすべてを知っている上でアダムたちに尋ねたのかもしれません。

アダムの「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が」という答えからは、「責任の一端はあなた(神さま)にある」という思いが透けて見えます。さらに女は、「蛇がだましたので」と、責任を蛇に負わせようとします。

二人は二つの罪を犯しました。一つは神さまの言いつけに背き、木の実を食べたこと。そして二つ目は、自分の罪を認めずに責任転嫁をしたことです。二つ目の罪がなければ、神さまはそこまで怒ることもなかったのではないか?と思うのはわたしだけでしょうか。