本日の通読箇所「コリントの信徒への手紙二10:12~18」
「誇る者は主を誇れ。」
(コリントの信徒への手紙二10章17節)
教会用語で、「神さまに栄光を帰(き)す」という言葉があります。たとえば大きなイベントが成功したとします。たくさんの力を大勢の人が出し合い、そのおかげでみんなが笑顔になったとしても。「栄光を主に帰しましょう!」と呼びかけるのです。
時々わたしも何かをやったあとに「先生すごいですね」と言われたとしても、「いや、すごいのは神さまです」とお話しすることがあります。「またまた、謙遜して~」と思われるかもしれませんが、そうではないんですね。
パウロは、「自己推薦することなく」と書きます。自己推薦とは、自分の功績を前面に出し、自分を誇ることです。しかしその誇りを自分の手から離すことで、神さまはあなたを推薦してくださるのです。