日ごとの聖書(2月23日)

本日の通読箇所「使徒言行録10:24~33」

それで、お招きを受けたとき、すぐ来たのです。お尋ねしますが、なぜ招いてくださったのですか。

(使徒言行録10章29節)

ペトロがコルネリウスの元に到着したとき、コルネリウスはペトロの足元にひれ伏しました。もしこのときペトロが、「ユダヤ人は選ばれた民で偉いんだ」という気持ちがあったなら、そのまま立ってコルネリウスを見下ろしていたことでしょう。

しかしペトロはコルネリウスを起こし、「わたしも同じ人間です」と言います。「神が清めた物を、清くないなどと言ってはならない」と言われたことを、ちゃんと理解して行動に移しているペトロはすごいなと思います。

わたしも他宗教の人たちと交流することがあります。最初はとても緊張しますが、時間が経つにつれて打ち解けていくのがわかります。ペトロもそのように感じたのでしょうか。ただ「お招きをうけたとき、ためらわずに来た」というのは、「え?」と思いましたが。