本日の通読箇所「詩編129編」
わたしが若いときから 彼らはわたしを苦しめ続けたが 彼らはわたしを圧倒できなかった。
(詩編129編2節)
「虐げられたイスラエルの祈り」:巡礼者の歌です。作者は過去の危機的状況を思い起こしています。「わたしが若いときから 彼らはわたしを苦しめ続けたが」という言葉が二度繰り返されています。よほどの苦しみだったのでしょう。
3節にある「わたしの背を耕し」とは、エルサレムの滅亡を指していると考えられています。エルサレム神殿が崩壊し、イスラエルの人たちがバビロンに捕囚として連れていかれた歴史的事実は、彼らをいつまでも苦しめていました。
しかし思い返せば、その苦しみの中にも神さまがいたではないか、それが作者の信仰です。わたしたちにも苦しみや悲しみのときは来ます。その中においても、神さまはわたしたちに手を差し伸べておられる。そこに信頼を置きましょう。




