日ごとの聖書(4月11日)

本日の通読箇所「創世記26:7~14」

多くの羊や牛の群れ、それに多くの召し使いを持つようになると、ペリシテ人はイサクをねたむようになった。

(創世記26章14節)

20章には、アブラハムとサラがゲラルに滞在したときのことが書かれていました。そのときアブラハムは、サラのことを妹だと言います。そのためゲラルの王は、サラを召し入れました。そしてその結果、ゲラル王は神さまから死の予告をされました。

今回もイサクはリベカのことを、妹だと言います。なぜ素直に妻だと紹介しないのか、妻だと言ったら本当に殺されるのか、疑問が残ります。しかも今回はペリシテ王は過ちを犯す前に妻であることに気づき、神さまの怒りなどは出てきません。

その後イサクは神さまに祝福され、ゲラルの地で多くの収穫を得ます。しかし大変裕福になっていく居留者であるイサクのことを、ペリシテ人は快く思わなかったようです。