日ごとの聖書(7月 19日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書6:12~16」

そのころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた。

(ルカによる福音書6章12節)

イエス様は12人を選ぶ前夜に山に登り、祈られました。このことから選ばれた12人は、神さまのみ心によって使徒とされたことがわかります。その中にイエス様を裏切ることになるユダが含まれるということは、裏切りも神さまのご計画なのでしょう。

12という数字は、イスラエル民族の数を示します。彼ら使徒たちが新しいエルサレムをつくっていくイメージでしょうか。イスカリオテのユダがイエス様を裏切り死んだあと、使徒言行録にはマティアを選び、「12人」になるように補充した記事が書かれています。

この12人の多くは、聖書の他の箇所にほとんど記述がありません。しかし様々な伝説が残っています。興味のある人は、「遠藤周作で読むイエスと十二人の弟子」(遠藤周作著)を手に取ってみてください。