本日の通読箇所「出エジプト記19:1~6」
あなたたちは見た わたしがエジプト人にしたこと また、あなたたちを鷲の翼に乗せて わたしのもとに連れて来たことを。
(出エジプト記19章4節)
この19章には、とても大切なことが書かれています。それはイスラエルの人々がエジプトを出てから三度目の新月の日のことでした。彼らはシナイ山の前に宿営します。
シナイ山はシナイ半島のかなり南側です。地図を見る限り、彼らは随分遠回りをしながら進んでいるようにも思えます。しかし平地には原住民も多かったと思われるので、彼らを避け、山が多くある南側を進んだのも無理のないことだと思います。
モーセがここで山を登ると、神さまの声が聞こえました。それは、「わたしに聞き従い契約を守るなら、あなたがたはわたしの宝となる」というものでした。つまりお互いが義務を負う「双務契約」を提示されたのです。