本日の通読箇所「出エジプト記18:13~27」
全イスラエルの中から有能な人々を選び、彼らを民の長、すなわち、千人隊長、百人隊長、五十人隊長、十人隊長とした。
(出エジプト記18章25節)
エジプトを出発したイスラエルの人々には、様々な困難が降りかかってきたことでしょう。聖書に書かれている水やパンの問題だけでなく、人々同士の争いや日常の困りごとまで、60万人もいるのですからたくさんあったと思います。
モーセは最初、それらすべてのことに耳を傾けていました。その結果、民は朝から晩までモーセのそばに立って、待っていたようです。その様子を見て助言したのが、しゅうとであるエトロでした。
彼はいくつかの種類の民の長を任命し、小さな裁きは彼らに任せるようにと言います。そして難しい問題だけモーセ自身が裁くようにアドバイスします。教会を始めとする多くの組織は、この考えの元に成り立っているようにも思います。