日ごとの聖書(8月23日)

本日の通読箇所「詩編94:16~23」

主は必ずわたしのために砦の塔となり わたしの神は避けどころとなり 岩となってくださいます。

(詩編94編22節)

16~23節には、信仰の告白が書かれていきます。聖歌451番「千歳の岩よ」という歌をご存じでしょうか。この歌はイギリスの四大賛美歌の一つだと言われています。英語では「Rock of ages」、永年の岩とも訳せます。

「千歳の岩よ わが身を囲め」という言葉が、1節の最初と3節の最後に出てきます。その中で、「罪のけがれを洗いきよめよ」、「(わたしには)罪をあがなう力はあらず」、「み救いなくば生くるすべなし」と歌うのです。

そして「世にあるうちも世を去るときも」、砦の塔、避けどころ、岩となって下さる神さまを頼るのです。「彼らを滅ぼし尽くしてください」という言葉には、抵抗を感じます。しかしわたしたちの弱さや不信仰を「敵」とするなら、受け入れることができるかもしれません。