日ごとの聖書(2月15日)

本日の通読箇所「使徒言行録9:10~18」

すると、主は言われた。「行け。あの者は、異邦人や王たち、またイスラエルの子らにわたしの名を伝えるために、わたしが選んだ器である。」

(使徒言行録9章15節)

主イエス様は、ダマスコにいるアナニアという弟子の元に現われます。そこでアナニアに伝えたことは、タルソス出身のサウロという者の上に手を置いてあげなさいというものでした。しかしアナニアは最初、それに対して異論を述べます。

というのも、サウロが教会を迫害していたことが、アナニアの耳にも入っていたからです。わたしたちも人間的な尺度で、人を批判し、排除しようとすることがあります。しかしサウロの行動は、それが当然だと思えるほどひどいものでした。

神さまは、わたしたちには到底理解できない計画をおこなうことがあります。「あえてこの人を選ぶ」ということをなさるのです。アナニアに手を置かれたサウロの目から、うろこのような物が落ちました。「目からウロコ」はここから取られた言葉です。