日ごとの聖書(7月9日)

本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙8:9~11」

もし、イエスを死者の中から復活させた方の霊が、あなたがたの内に宿っているなら、キリストを死者の中から復活させた方は、あなたがたの内に宿っているその霊によって、あなたがたの死ぬはずの体をも生かしてくださるでしょう。

(ローマの信徒への手紙8章11節)

「神の霊があなたがたのうちに宿っている」、パウロのこの言葉は、わたしたちに喜びを与えます。たとえ肉体が汚れていても、神さまの霊がわたしたちの内にあり、わたしたちと共におられるのです。

創世記の2章には、神さまが最初の人アダムを造られた様子が書かれています。神さまは土をこねて、人間の形を造られました。そしてその鼻から息を入れ、生きる者とされたのでした。

旧約聖書が書かれたヘブライ語では、「息」と「霊」とは同じ言葉です。ですから神さまがわたしたちにも霊を注ぎ込み、その霊によってわたしたちは生かされているとも言えます。とてもうれしいことです。