日ごとの聖書(1月 8日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書4:1~11」

さて、イエスは悪魔から誘惑を受けるため、“霊”に導かれて荒れ野に行かれた。

(マタイによる福音書4章1節)

イエス様は荒れ野で悪魔の誘惑を受けます。40日40夜の「40」という数字は、出エジプトの際にイスラエルの民が荒れ野をさまよった「40年」を思い起こさせます。とてつもなく長い期間という意味を持ちます。

イエス様を荒れ野に導いたのは“霊”でした。新共同訳聖書で“霊”と書かれている場合は「聖霊」あるいは「神の霊」「主の霊」が意味されていると思われます(凡例より)。つまりイエス様が荒れ野に行って誘惑を受けたのは、神さまのご意思だったのです。

イエス様は3つの誘惑を、聖書の言葉を用いて退けました。聖書はわたしたちに大切なことを教えてくれるのです。