日ごとの聖書(4月5日)

本日の通読箇所「使徒言行録18:18~23」

「神の御心ならば、また戻って来ます」と言って別れを告げ、エフェソから船出した。

(使徒言行録18章21節)

パウロは誓願を立てていたようです。誓願はいわば、ユダヤ教の伝統ともいえる行為です。パウロが何に対して誓願を立てていたのかはわかりません。宣教旅行での成果を求めていたのでしょうか。

エフェソに戻って来たパウロは、その会堂でユダヤ人と論じ合います。文面から見ると、特に言い合ったわけでもないようです。それどころか、もっと長く滞在して欲しいと願われます。

しかしパウロは、神さまのみ心のとおりに行動すると告げ、エフェソを後にします。16章6節でパウロは、アジア州でみ言葉を語ることを聖霊によって禁じられていました。そのこともあったのでしょうか。そしてパウロはあらゆる場所を巡回していきます。