日ごとの聖書(4月6日)

本日の通読箇所「使徒言行録18:24~28」

彼は主の道を受け入れており、イエスのことについて熱心に語り、正確に教えていたが、ヨハネの洗礼しか知らなかった。

(使徒言行録18章25節)

ここでアポロという人物が登場します。彼はイエス様に直接従った弟子ではなく、またパウロと一緒に行動していたわけでもありませんでした。イエス様の福音を知り、「伝えなければ」という思いに駆られたのでしょう。

ただ彼は、ヨハネの洗礼しか知りませんでした。悔い改めの洗礼しか知らず、聖霊による洗礼を知らなかったということでしょう。本当の意味で、イエス様と出会っていなかったということかもしれません。

プリスキラとアキラは、アポロを招きます。それは正確に福音を伝えるためです。アポロのことを否定するのではなく、福音をきちんと教え、さらにアポロの歩みを支える彼らの働きは、わたしたちも見習うべきところです。