日ごとの聖書(6月 30日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書1:46~56」

マリアは、三か月ほどエリサベトのところに滞在してから、自分の家に帰った。

(ルカによる福音書1章56節)

今日の箇所は、「マリアの賛歌」と呼ばれるものです。そのラテン語の一節を取って、「マニフィカト」とも呼ばれます。日本聖公会の祈祷書では、夕の祈りの際に用いるように定められています。

ユダヤでは、一日は日の入り(夕方6時ごろ)から始まりました。つまり夕方は、終わりであり始まりでもあるのです。この「マリアの賛歌」もまた、終わりと始まりを予示しているものだと考えることはできないでしょうか。

マリアの賛歌の後半部分では、社会的・経済的境遇の逆転が語られます。マリアは「おとめ」でした。当時の社会において、若い女性が社会や政治に関心を持つことは不可能でした。ではこれらの言葉は、何を意味するのでしょうか。神さまの思いが代弁されたのでしょうか。