日ごとの聖書(7月14日)

本日の通読箇所「創世記48:17~20」

ヨセフは、父が右手をエフライムの頭の上に置いているのを見て、不満に思い、父の手を取ってエフライムの頭からマナセの頭へ移そうとした。

(創世記48章17節)

手を交差して弟エフライムに右手を置く父を見て、ヨセフは不満に思いました。彼は、兄であるマナセに、大きな祝福が与えられるべきだと思っていたのです。自分は以前、夢で見たこととはいえ、兄たちが自分を拝むと伝えていたにもかかわらずです。

しかしイスラエルは、「このままでいい」と手を交差させたままにしました。兄マナセも確かに大きくなるが、弟エフライムの方がより大きくなると、彼には分かっていたようです。

そしてイスラエルは右手をエフライムの頭の上に、左手をマナセの頭の上に置いたまま、祝福を与えました。これにより、エフライムはマナセの上に立てられました。新しい聖書では、「上に立てられた」の部分を「先になった」と訳しています。