日ごとの聖書(5月7日)

本日の通読箇所「創世記32:1~3」

ヤコブは彼らを見たとき、「ここは神の陣営だ」と言い、その場所をマハナイム(二組の陣営)と名付けた。

(創世記32章3節)

ラバンとヤコブは契約を交わした後、一緒に食事をし、山で夜を過ごします。契約が結ばれたので、これから先二人は会うことがないでしょう。ラバンは娘や孫にも会えなくなります。一晩、どのような会話がなされたのでしょうか。

ラバンは自分が住んでいる場所に帰って行きました。ヤコブはこれから、生まれ故郷に向かって旅をしていきます。すでに故郷を離れて、20年が経過していました。様々な思いが、ヤコブの胸の中に湧いてきたことでしょう。

旅の途中、突然神の御使いたちが現れました。ヤコブはエサウの前から逃亡したとき、神の御使いたちが先端が天まで達する階段を上り下りする夢を見ました。再び神の御使いたちを見て、ヤコブの心にそのときの記憶がよみがえってきたのかもしれません。