日ごとの聖書(5月6日)

本日の通読箇所「創世記31:51~54」

どうか、アブラハムの神とナホルの神、彼らの先祖の神が我々の間を正しく裁いてくださいますように。

(創世記31章53節)

ラバンは契約に際して、石塚と柱を設けます。お互いにその石塚を超えないというのが、このときの契約です。それは娘や孫たちに今後一切会えなくなることを意味していましたが、ラバンはそれでよかったのでしょうか。

ラバンは「アブラハムの神とナホルの神」の名を呼びます。アブラハムはヤコブのおじいさん、ナホルはヤコブの母リベカのおじいさんです。ヤコブの神は「アブラハムの神、イサクの神」だったでしょう。

そしてラバンの神は、「ナホルの神、ベトエルの神」でした。それを同じ神として考えていたのかどうかはわかりません。ただここで言えることは、お互いの信仰を立てながら、契約が結ばれたということです。