日ごとの聖書(6月 29日)

本日の通読箇所「ルカによる福音書1:39~45」

そのころ、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。

(ルカによる福音書1章39節)

マリアはどうしてエリサベトのところに行ったのでしょう。彼女は長期滞在をしていることから、天使が行ったことの真偽を確かめたかっただけではないようです。また赤ちゃんが生まれる前に帰ってきていることから、出産の手伝いでもないようです。

マリアは天使ガブリエルから告げられた喜びの知らせを、エリサベトと分かち合いたいと考えたのではないでしょうか。自分と同じように神さまの恵みを与えられたエリサベトと共に、不思議なみ業を賛美したいと思ったのではないでしょうか。

マリアの挨拶を聞いて、エリサベトのお腹の子は飛び跳ねました。エリサベトは聖霊に満たされ、これらの出来事の意味を知ります。エリサベトが口にした「わたしの主」という言葉は、彼女の信仰告白でした。