本日の通読箇所「出エジプト記12:29~36」
エジプト人は、民をせきたてて、急いで国から去らせようとした。そうしないと自分たちは皆、死んでしまうと思ったのである。
(出エジプト記12章33節)
ついに神さまは、エジプトのすべての初子を打たれます。疫病の災い(9章1~7節)で「エジプトの家畜はすべて死に」と書かれていましたが、今回、家畜の初子もすべて打たれたとあります。どこから湧いたのでしょう。(しつこくてすいません)
その中には、ファラオの初子(ということは王子で、次期ファラオになるはずだった)も含まれていました。ファラオもこれには耐えられなかったようで、モーセもアロンも、そしてイスラエルの民も羊や牛に至るまで、エジプトから出ていくように伝えます。
彼らは急ぐあまり、パン種(イースト・酵母)を入れていない生地をもっていきます。それが「除酵祭」の起源です。またエジプト人に金や銀などを求めた結果、エジプト人はその求めに応じます。それはエジプト人が彼らに好意を持っていたためでした。