日ごとの聖書(1月23日)

本日の通読箇所「創世記6:5~10」

これはノアの物語である。その世代の中で、ノアは神に従う無垢な人であった。ノアは神と共に歩んだ。

(創世記6章9節)

聖書はここから、「ノアの箱舟」の物語に入ります。神さまは地上に人の悪が増し、常に悪いことばかりを心に思い計っているのを御覧になって、地上に人を造ったことを後悔し、心を痛められました。

この記述を読むと、今の世界を神さまはどのような目で見ておられるのだろうと心配になります。悪がはびこり、また自分自身の心も悪に傾いていることに気づかされることが多々あります。

その中で神さまは、ノアに目を留められました。彼は神さまに従う無垢な人でした。新しい聖書では「正しく、かつ全き人」と訳されています。そのような人が一人でもいたことが、救いにつながっていきます。