日ごとの聖書(12月5日)

本日の通読箇所「出エジプト記34:21~28」

モーセは主と共に四十日四十夜、そこにとどまった。彼はパンも食べず、水も飲まなかった。そして、十の戒めからなる契約の言葉を板に書き記した。

(出エジプト記34章28節)

安息日や七週祭、そして年に三回、男子はみな神さまの前に出るということは、今でもユダヤ教の中で大切にされていることです。ただしイエス様の時代には、すでに年三回ではなく一回でもよいとされていましたが。

神さまはモーセに、それらを含むたくさんの掟を示しました。その期間は、40日40夜にもおよびました。40という数字は、聖書によく登場します。イスラエルの民が荒れ野をさまよったのも40年、イエス様が荒れ野で誘惑を受けたのも40日40夜です。

その間モーセは、パンも食べず水も飲まなかったそうです。これは飢えと戦ったということではなく、その期間は神さまによって養われたということです。そしてモーセは、自ら石の板に10の戒めを書きました。前回は神さまが書かれたのですが。