日ごとの聖書(3月25日)

本日の通読箇所「使徒言行録16:19~24」

この命令を受けた看守は、二人をいちばん奥の牢に入れて、足には木の足枷をはめておいた。

(使徒言行録16章24節)

パウロたちは、フィリピで活動していました。そこはローマの植民地でした。パウロたちはフィリピの人たちから見たら「よそ者」です。その彼らが、占いの霊に取りつかれた女性を追い払ったのです。

彼らにとってパウロがその女性を追い払ったことは、せっかくのお金儲けのチャンスが逃げていくことでした。パウロとシラスは、ただただ邪魔な存在になってしまったのです。そこで彼らは、パウロたちを高官の前に引きだします。

パウロとシラスは、牢に入れられました。そのとき、他の群衆はどう思っていたのでしょうか。教会の暦では、今日から聖週です。「十字架につけろ」とイエス様の前で叫び続けた群衆の姿と、重なってみえます。