日ごとの聖書(1月18日)

本日の通読箇所「詩編9:16~21」

主よ、異邦の民を恐れさせ 思い知らせてください 彼らが人間にすぎないことを。

(詩編9編21節)

詩編の下の方に、「〔セラ」や、「〔ヒガヨン・セラ」といった言葉が書かれていることがあります。詩編は当時、歌われていたということは何度かお話ししていたと思います。そしてこれらの言葉は、どのように歌うかを指示する記号だと考えられています。

たとえば「セラ」は、「音程を上げる」という意味があると考えられています。(諸説ありますが)。また「ヒガヨン」は、「短い間を開ける」という意味があるそうです。(これまた諸説ありますが)。

わたしたちも礼拝の中で、チャントを用いるときがあります。その際には指揮者(司式者)や楽譜に合わせて歌っていきます。同じことがずっと詩編を用いてなされ続けていたということは、祈りがずっと引き継がれていたことを意味しているのです。