日ごとの聖書(5月 20日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書8:31~9:1」

それからイエスは、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日の後に復活することになっている、と弟子たちに教え始められた。

(マルコによる福音書8章31節)

イエス様は三度の受難予告をされます。今日の箇所はその一回目で、イエス様は弟子たちに対して語られました。イエス様はなぜ、弟子たちが不安になるようなことを語られたのでしょうか。

それはイエス様の受難は、神さまのみ心だったからです。神さまのご計画の中に、イエス様の死、そして復活は組み込まれていました。そしてそのことによって、わたしたち人間は救いの中に入れられるのです。

しかしペトロを筆頭として、弟子たちは無理解でした。神さまのことを思わず、人のことを思ってしまいます。わたしたちも神さまの思いがわからないことがあります。でも神さまは、わたしたちを愛しておられるということを忘れないでいたいものです。