日ごとの聖書(5月 21日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書9:2~13」

エリヤがモーセと共に現れて、イエスと語り合っていた。

(マルコによる福音書9章4節)

エリヤとモーセは旧約聖書に登場する人物ですが、二人には共通点があります。彼らは「死ぬことなく昇天したと信じられていた」ということです。(エノクもそうです)

イエス様が語っていた相手は、神さまの前で生きている存在として考えられていました。またイエス様の姿が変わり、服が真っ白に輝いたことは、神的存在になったということを示しています。この場面は、神の国の先取りでした。

ペトロは驚きのあまり、その栄光の中に留まろうとしました。彼は幕屋を三つ建てることを提案します。イエス様たちを山に留まらせるためです。しかしイエス様は、山から下りられます。十字架に向かう苦難の道を、イエス様は選択なさったのです。