日ごとの聖書(5月 22日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書9:14~29」

イエスは、「この種のものは、祈りによらなければ決して追い出すことはできないのだ」と言われた。

(マルコによる福音書9章29節)

「祈りによらなければ」、この言葉を聞くときに、わたしたちはどのような思いを持つでしょうか。「祈っているのに聞いてもらえない」、そう思うこともあります。弟子たちも、決して祈ってなかったわけではないと思います。

弟子たちはイエス様がいない間にいやそうとして、失敗しました。もしかしたら「イエス様がいなくても大丈夫。自分の力でなんとかなる」と思ってしまったのかもしれません。

また祈るときに、あらかじめ「こうなってほしい」という答えを設定して、自分の思い通りにならなかったら「祈りは聞かれなかった」と思うこともあるでしょう。そうではなく、神さまにすべてを委ねることが大事なのだということです。