日ごとの聖書(2月11日)

本日の通読箇所「詩編20:7~10」

戦車を誇る者もあり、馬を誇る者もあるが 我らは、我らの神、主の御名を唱える。

(詩編20編8節)

「戦車を誇り、馬を誇る」、今で言うと「核保有数を誇り、ミサイルの射程距離を誇る」ということになるのでしょうか。人々はその歴史の中で、「敵より優れた」自分たちを誇り、戦いを続けてきました。

しかし本当の勝利は、相手が滅ぼされることでも、自分たちの名が世界にとどろくことでもありません。すべての人たちが主のみ名を唱えること、神さまをほめたたえることができれば、本当の神さまの平和が訪れるように思います。

しかしその中で、自分の信じる「主」を押し付け、相手の信じる「主」を否定し続けてしまうと、そこには平安はありません。争いは、相手の否定から始まると思います。違いを受け入れることが、何よりも必要なのです。