日ごとの聖書(5月20日)

本日の通読箇所「使徒言行録26:12~18」

それは、彼らの目を開いて、闇から光に、サタンの支配から神に立ち帰らせ、こうして彼らがわたしへの信仰によって、罪の赦しを得、聖なる者とされた人々と共に恵みの分け前にあずかるようになるためである。

(使徒言行録26章18節)

パウロは迫害者から、宣教者に生まれ変わりました。パウロが回心したという事実も当然あります。しかしそのように導いたのは、他ならぬ神さまです。神さまは、「罪人のかしら」であるパウロを選ばれたのです。

前の回心物語にはなかった「突き棒を蹴ると痛い目に遭うものだ」ということわざのようなものが、何を意味しているのかはよく分かりませんが、えてしてこのような体験談は少しずつ話が膨らんでいく傾向にあります。

そしてパウロは、どうして神さまが自分を遣わされたのかについても語ります。それは、「彼らの目を開いて、闇から光に、神に立ち帰らせる」ということです。その「彼ら」の中には、アグリッパ王も含まれているのかもしれません。