日ごとの聖書(4月 20日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書1:16~20」

イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。

(マルコによる福音書1章17節)

これから宣教活動を開始されるイエス様が弟子として選んだのは、4人の漁師でした。宣教活動に漁師は役に立つのでしょうか。舟で離島をまわるのであれば必要かもしれませんが、イエス様はほとんど舟を使われませんでした。

また祭司のように神殿にいたわけでも、律法学者のように学んでいたわけでも、ファリサイ派のように敬虔な生活をしていたわけでもありませんでした。彼らはガリラヤにいる、普通の漁師だったと思います。

イエス様は彼らの日常生活を御覧になり、「人間をとる漁師」となるように招かれます。わたしたちも日々の生活の中でイエス様に招かれるとき、すべてを捨てて従いたいものです。