日ごとの聖書(1月 11日)

本日の通読箇所「マタイによる福音書5:1~12」

心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。

(マタイによる福音書5章3節)

今日の箇所は、山上の垂訓(山上の説教)と呼ばれます。マタイによる福音書5章から7章まで、たくさんのイエス様の言葉が記されています。

イエス様が最初に語ったのは「心の貧しい人々は、幸いである」という言葉でした。言語通りに訳すと、「幸いだ、あなたがた心の貧しい人たちは」となります。ご自分の周りに集まってきた群衆を目にして、イエス様は「幸いだ」と語られます。

心が貧しいとは、もう自分の力ではどうしようもないほどカラカラの状態です。なぜそのときが幸いなのでしょう。それは神さまに頼るしかないからです。神さまにすべてを委ね、歩んでいくことができるから、あなたは幸いなのだとイエス様は語られるのです。