日ごとの聖書(5月7日)

本日の通読箇所「詩編55:10~15」

わたしを嘲る者が敵であれば それに耐えもしよう。わたしを憎む者が尊大にふるまうのであれば 彼を避けて隠れもしよう。

(詩編55編13節)

「わたしを嘲る者が敵であれば それに耐えもしよう」と13節にあります。作者はこれまで味方だと思っていた人物に裏切られてしまったようです。「だが、それはお前なのだ」という言葉には、怒りと悲しみが見えます。

友達や仲間と思っていた人に裏切られることは、わたしたちも経験することがあるでしょう。何かの思い違いやすれ違いによっていつの間にか批判され、離れていかれてしまうことは、とても悲しいことです。

さらに最近はSNSの発達によって、誹謗中傷まで書かれることもあります。ただそういうことがあっても、この作者のように「主よ、彼らを絶やしてください」と祈るのは、行き過ぎのように思いますが。