日ごとの聖書(8月13日)

本日の通読箇所「ローマの信徒への手紙16:21~23」

この手紙を筆記したわたしテルティオが、キリストに結ばれている者として、あなたがたに挨拶いたします。

(ローマの信徒への手紙16章22節)

ここでまたパウロは、挨拶を再開していきます。パウロとともに行動していたテモテたちの名前も出てきます。テモテは協力者と呼ばれ、新約聖書の中には彼に宛てて書かれた手紙が2つ残されています。

ルキオやヤソン、ソシパトロがどのような人物なのかは、記録に残っていません。使徒言行録に出てくる同じ名前の人と同一人物かどうかも定かではありません。ただパウロは多くの協力者と共に、行動していたのだということです。

一匹狼のように見えるパウロは、そうではなかったようです。しかも視力もかなり衰えていました。そこで彼は、口述筆記者を使って手紙を書いていたようです。そのテルティオという人物も、自分の挨拶を書き加えています。