日ごとの聖書(9月12日)

本日の通読箇所「出エジプト記15:25~27」

彼らがエリムに着くと、そこには十二の泉があり、七十本のなつめやしが茂っていた。その泉のほとりに彼らは宿営した。

(出エジプト記15章27節)

モーセが神さまに示された木を水に投げ込むと、水は飲めるようになりました。木によって水が浄化されたのでしょうか。それよりも、神さまが大いなる業が、ここに示されたと純粋に捉えたいと思います。

ここで「主は彼に掟と法とを与えられ」とあります。まだ十戒は与えられていませんので順番的におかしいと思います。伝承が前後したか、十戒は荒れ野に入ったときから有効だったのだと伝えようとしたのか、ということでしょう。

神さまは「その掟をすべて守るならば」と言います。掟を守った人とだけ、神になる契約を結ぶということです。旧約ではこの考え方がベースになっています。しかしこれを覆し、新しい契約(新約)を与えられたのがイエス様でした。