日ごとの聖書(2月24日)

本日の通読箇所「創世記15:7~11」

アブラムは尋ねた。「わが神、主よ。この土地をわたしが継ぐことを、何によって知ることができましょうか。」

(創世記15章8節)

昨日の箇所で、アブラムは自分の子孫が星の数のように増えると告げられたことを、そのまま信じました。しかし神さまが、「あなたに地を与えて継がせる」と言われた言葉に対しては、しるしを求めます。

アブラムは雌牛、雌山羊、雄羊、山鳩、鳩の雛のうち、鳥以外は真ん中で二つに切り裂いて向かい合わせて置きました。このように動物を向かい合わせで置くのは、古代中近東の契約のやり方だったようです。

アブラムにそれらの動物を用意するように命じたのは神さまです。つまり神さまは、土地を与えるという約束について、アブラムと契約を結ぼうとされるのです。アブラムははげ鷹(新しい聖書では猛禽)を追い払いながら、その時を待ちます。