日ごとの聖書(1月3日)

本日の通読箇所「詩編2:7~12」

主の定められたところに従ってわたしは述べよう。主はわたしに告げられた。「お前はわたしの子 今日、わたしはお前を生んだ。」

(詩編2編7節)

多く詩編が、日本聖公会聖歌集の歌詞に用いられています。例えば今日の箇所の一節は、聖歌集408番3節で歌われています。「世の旅ゆく、神の子よ 悪しき力、迫るとも ゆくて阻む、おそれあらじ 神と歩め、主の道に」。

この詩編の中では、王が即位することを「お前を生んだ」と表現しているようです。そしてその後イエス様が洗礼を受けられた時に、「あなたはわたしの愛する子」と神さまは告げられます。イエス様が本当の王、救い主として、わたしたちの間に来られたのです。

そのことを信じているから、わたしたちは「畏れ敬って、主に仕え おののきつつ、喜び躍れ(11節)」るのです。わたしたちを愛し、導いてくださる方の声を聞き、イエス様と共に歩むことができるのです。