日ごとの聖書(9月13日)

本日の通読箇所「出エジプト記16:1~5」

主はモーセに言われた。「見よ、わたしはあなたたちのために、天からパンを降らせる。民は出て行って、毎日必要な分だけ集める。わたしは、彼らがわたしの指示どおりにするかどうかを試す。」

(出エジプト記16章4節)

「水が飲めない」とモーセに不平を言ったイスラエルの人々は、次に「食べ物がない」とモーセとアロンに不平を言います。荒れ野は植物も水もほとんどない砂漠のような場所ですので、これを「わがまま」と捉えるのは少し酷です。

神さまはそのイスラエルの人々の不平を聞き、天からパンを降らせることを約束されます。このパンは「マナ」と呼ばれ、これから先イスラエルの人々が荒れ野にいる間、彼らを養う物となります。

ここで「わたしの指示どおりに」と書かれた箇所が、新しい聖書では「私の律法に従って」と変わっています。荒れ野での生活に対しても、神さまはすでに律法を与えられていたという解釈になっています。