日ごとの聖書(5月 24日)

本日の通読箇所「マルコによる福音書9:42~50」

塩は良いものである。だが、塩に塩気がなくなれば、あなたがたは何によって塩に味を付けるのか。自分自身の内に塩を持ちなさい。そして、互いに平和に過ごしなさい。

(マルコによる福音書9章50節)

「教会から離れる」という言葉があります。信仰的な事柄などによってつまずき、礼拝に行かなくなることを、このように言います。わたしたちは自分たちの考えや慣習に合わない人を否定し、つまずかせていることはないでしょうか。

続いてイエス様は塩の話をされます。旧約の時代、塩によって献げ物は神さまに受け入れられるものとなったそうです。また献げ物が火で焼き尽くされることによって、その香りは神さまに届くとされていました。

わたしたちは聖霊の火によって、地の塩とされます。その塩は、周囲の人たちに様々な影響を与えます。わたしたちが塩として与えられた地で生かされ、多くの人と共に歩むときに、わたしたちの間には神さまの平安が訪れるのです。