日ごとの聖書(4月24日)

本日の通読箇所「使徒言行録21:17~26」

この人たちがあなたについて聞かされているところによると、あなたは異邦人の間にいる全ユダヤ人に対して、『子供に割礼を施すな。慣習に従うな』と言って、モーセから離れるように教えているとのことです。

(使徒言行録21章21節)

パウロはエルサレムで、ヤコブや長老たちに会います。そして異邦人(ユダヤ人以外の人たち)の間で起こった神さまのみ業について報告します。エルサレム教会の人々は、それを手放しで喜んだでしょうか。

人々はこれを聞いて神さまを崇めますが、あわせてパウロに苦言を呈します。それは「あなたは異邦人の間にいるユダヤ人に対して、割礼などの律法を守るなと言っているだろう」ということです。ただ聖書を読む限り、パウロはそのようなことは言ってはいません。

ヤコブたちはパウロが律法を守る人間だということを周りに知らしめるために、誓願を立てた人が頭をそるための費用を出すように提案します。さらにパウロにも身を清めるように言います。「ユダヤ人を得るために、ユダヤ人のように」なるのです。