本日の通読箇所「出エジプト記25:10~22」
この贖いの座を箱の上に置いて蓋とし、その箱にわたしが与える掟の板を納める。
(出エジプト記25章21節)
次に神さまは、「箱」を作るように命じます。ただしこの箱はただの箱ではなくて、神さまから与えられる掟の板(新しい聖書では「証しの板」)を入れるための、いわゆる「契約の箱」です。
昔、インディージョーンズシリーズの映画「レイダース失われたアーク(聖櫃)」というものがありました。不思議な力を持つアークを探すというものでしたが、そのアークがここで作られる「契約の箱」です。
1アンマはひじから中指の先までの長さで、約45cmです。ですからこの箱は長さ112.5 cm、幅と高さは67.5 cmほどです。さらにその上に贖いの座を純金で作って置きます。金のケルビムもつけられたこの一式のものは、とても重かったに違いありません。